広島の名物の一つといえばお好み焼きでしょう。広島県のみならず、広島に観光や出張に一人で来られる人にも大人気の広島グルメです。
もちろん広島県内には本場のお好み焼きを出すお店がごまんとありますが、広島のお好み焼きは元々が「屋台文化」が発祥で、大抵どの店に行ったとしても「ひとりランチ」「ひとりディナー」向きのお店ばかりなのです。
広島のお好み焼きの特徴は、関西風と違い先に混ぜては焼かず、薄く引いた小麦粉の上に豚肉などベースの具材とキャベツを山盛り、たまごをトロッと溶かして焼いたものを重ねて乗せる...というタイプです。
同じ粉ものでも、あの大量のキャベツが中に入っているのでかなりヘルシーですよね。そのヘルシーさが前提のせいか、広島地元では、飲んだ後の「〆ラーメン」ならず「〆お好み焼き」が習慣となっています。
またそれだけにとどまらず、なんと二日酔いの日の朝にもお好み焼きが食べたくなるほど広島県民にとっては、「生活と共にお好み焼きがある」といってもいいでしょう。
このように広島県民にとってなくてはならないお好み焼きですから、県内のお好み焼き店は連日大盛況です。
それでは、今回は広島県内で一人でも入りやすいお好み焼きお薦め5軒をご紹介します。県民の皆様、そして他県からご出張・観光で広島に行かれる皆様も必見です。
Contents
【広島で一人お好み焼き】電光石火 駅前ひろば店
広島で一人お好み焼きおすすめ、1軒目は、広島駅前広場のわかりやすいところにある人気店、電光石火 駅前ひろば店さんです。
場所は、JR広島駅南口の目の前の フルフォーカスビルの6階にある「ひろしまお好み物語駅前ひろば」にあります。
同店は、創業からわずか7年足らずで、ミシュランガイド「広島ビブグルマン」で紹介された超人気店です。
同店の一番人気メニューは「お好み焼き 電光石灰」。味のアクセントに大葉を使うという独特のセンスがうかがえます。
そして、広島が誇る「牡蠣の鉄板焼き」「もみじ豚の鉄板焼き」も揃えてあり、地レモンを使った「広島ハイボール」も自慢のアルコールメニューの1つです。
美味しい絶品お好みに昼間に来てしまっても昼呑みが進みそうなお店ですよね。
店内は、大型のカウンターのみの席ですので、来店している客はひとりもしくは多くて3人までの少人数ばかりです。
人気店で混雑しているのでゆったり「ぼっち飯」というようなランチにはならないかもしれませんが、某局人気ドラマ風に誰の気兼ねなしにゆっくり名物お好み焼きをひとりで堪能するには、バッチリのお店でしょう。
また、混雑がお嫌いな方は同店は朝10:00~の通し営業ですので、可能ならランチタイムのピークを外して来店されるとゆっくり「日中ひとり昼呑み」も楽しめます。
住所
広島県広島市南区松原町10-1 広島フルフォーカスビル 6F ひろしまお好み物語駅前ひろば
営業時間
<月〜金>10:00~22:00
【広島で一人お好み焼き】お好み魂 悟空
広島で一人お好み焼おすすめ、2軒目はお好み魂 悟空さんです。
場所は大変わかりやすく、広島県庁の真裏に位置する八丁堀のすぐそばという大変好立地にあります。
平日は昼夜問わず地元民のお客さんでいっぱいの人気店です。官公庁街ということもあり、ランチ時は、地元のビジネスマン、OLさんの御用達スポットとなっています。
同店は広島ではどのお店も普通にお好み焼きの中に混ぜて焼く、「肉玉うどん」も「焼きそば」も置いてないそうで、お店自慢の極細生麺の「肉玉そば」のみをお好み焼きの中に入れるそばとして提供しています。
そのお店ご自慢のシンプルメニューが「そば肉玉」¥700とボリュームのわりには大変リーズナブルに頂けるランチです。
同店のお店の造りは、カウンタ―が8席テーブル2席なので、典型的な「ぼっち飯」向けのお店です。
お店がとにかくきれいでおしゃれな雰囲気なので、女性客も多く、女性「おひとり様」にもぴったりのお好み焼き店といえます。
店員さんの愛想が良いことでも評判でその心地良さも手伝って、大変居心地の良いお店と言えます。
また、鉄板メニューも充実しているので、お好み焼きが焼きあがるまで鉄板料理をつまんで待つのが「純粋広島スタイル」です。
「おしゃれなひとり広島ぼっちランチ」をしたい方はぜひご訪問ください。
住所
広島県広島市中区八丁堀8-7
営業時間
<月~土>11:00~14:00、17:00~22:00
【広島で一人お好み焼き】八昌 流川店
広島で一人お好み焼きおすすめ、3軒目は八昌 流川店さんです。
広島県内トップの歓楽街、流川町に位置する地元の老舗人気お好み焼き店です。
八昌さんは、のれん分けで「赤八昌」と「青八昌」があり、こちらのお店は「赤八昌」ですので、お間違いのないようにお願いします。
場所は、ファミリーマート流川通り店が目印で、ビルの2Fに立地。飲み屋街のど真ん中という事もあり、同店の営業時間は長く、昼は11;00~、夜は明け方の4:00までやっている安心感抜群のお店です。
店内は非常に広く、カウンター席もかなりの数がありますので、まずひとりで訪れた場合は、「座れない」ということが無さそうです。
ひとり用のカウンター席の間も広いですので、「ぼっち飯」をするにはバッチリのお店です。
同店のシンプルなランチ向けはやはりそば肉玉¥750です。また、オムそばを頼んでいる方も多くおられます。
鉄板メニューも充実しており、赤昌の看板メニュー「煮込み」といって、ホルモン煮込みですが、少し焼いて出てきて、これがまた絶品と評判です。
ここは、テーブルの場合は焼いてもってくるスタイルなので、アツアツ焼きたてが食べれるのはカウンター席の特権のようです。
広島地元民ももちろん、観光客の方にも人気のお店のようですので、流川町にきたら必ず寄りたい老舗店です。
住所
広島県広島市中区流川町8-20 エイトビル2F
営業時間
<月〜木>16:00〜翌4:00、<金・土>11:00〜翌5:00、<日・祝>11:00〜翌4:00
【広島で一人お好み焼き】お好み焼き KATE-KATE
広島で1人お好み焼きおすすめ、4軒目はお好み焼き KATE-KATEさんです。県道270号線沿いの安佐南区に位置する同店。広島地元民御用達の人気店です。
このお店の特徴は何と言っても庶民的グルメのお好み焼きをまるでおしゃれなカフェかBARのような「南国バリ島」風のおしゃれなインテリアの空間を演出しているところです。
店内は非常に広く、カウンターは丸いL字型で広い店内にふさわしく、カウンター席もまったくせせこましい感じがありません。おひとり様でゆっくりお好み焼きを堪能されるにはぴったりのお店です。
ここのご自慢のメニューは、いか天ねぎかけ半熟卵乗せ...という何ともゴージャスなお好み焼きが店内人気No.1メニューですが、お値段が¥1000というのはちょっとひとり飯には予算オーバー気味ですよね。
ちなみにシンプルな肉玉そばは¥650と大変リーズナブルですので、女性ぼっちランチをされる場合はこれで十分かもしれません。
そして、KATE-KATEさん独自のお食事演出がまだあります。このお店には東南アジア風ソースの「サンバル」を置いているそうで、内装だけでなく、メニューにもバリ島風気分を味あわせてくれます。
普通のお好み焼きに飽きてきた方でたまには気分を変えたい方にもお薦めです。
住所
広島県広島市安佐南区緑井5-18-4
営業時間
<月〜日>11:00~14:00、17:00~21:00
【広島で一人お好み焼き】お好み焼き じゅにあ
広島で一人お好み焼きおすすめ、最後の5軒目はお好み焼き じゅにあさんです。中区立町に位置する同店。
こちらのお店は小さいこじんまりした店舗さんで、ここ近日に2Fに小さな個室のソファ席ができました。
もし、行かれたタイミングでこの個室が空いていた場合は、ひとりで個室でのんびり落ち着いて美味しいお好み焼きを堪能できます。
もし、2Fの個室に入れなかった場合、おひとり様は1Fの鉄板カウンターになります。
1F席はカウンター席しかありませんので、ここに通されたとしましてもこのお店の店内の造りはせかせかしていなく、定員さんも一人で切り盛りしているため、なんだかアットホームでほっとするお店です。
メニューは定番の肉玉そばが¥750。2Fの個室にもアツアツの鉄板に載せてもってきてくれるのが嬉しい限りです。まさに究極のお好み焼き「ぼっちランチ」にぴったりのお店といえますね。
また、お酒と鉄板メニューもかなり充実しているため、「ひとり呑みスポット」としても使えちゃいます。
さらにこのお店の嬉しい配慮がひとり飯の必須アイテム「店内テレビ」があるのです。テレビがあるのとないのとでは、ひとり飯の充実ぶりはまったく変わりますからね。
これは大変稀少価値のお店といえるでしょう。
住所
広島県広島市中区立町3-21
営業時間
<月〜日>11:30~14:30、17:30~23:30
広島で一人お好み焼きのおすすめ店まとめ!
今回は、広島でひとりお好み焼きを楽しめるお店、お薦め5軒をご紹介しました。
さすが本場広島といった感じのご当地ご自慢のお好み焼きメニューが大変充実していました。
また、御覧頂いた通り、広島の地元の方にとってお好み焼きはなくてはならない存在のため、どのお店もカウンターひとり席が主体のお店ばかりです。
他にもひとり訪問のお客さんが多い為、広島は、遠慮なくひとりで入りやすいお店がかたまっている地域といっても良いですね。
また、どのお好み焼き店にも共通しているのは、とにかく鉄板焼きのメニューの充実が目立ちます。特に必須で食べるべきは、広島名物の「牡蠣の鉄板焼き」です。
地元広島産のご当地レモンをがっつりかけて、プリプリの牡蠣焼きを堪能しながら「お好み焼きを焼けるのを待つ」のが広島スタイルです。
お仕事で広島を訪れた方、観光で広島を訪れた方も前回この鉄板スタイルをご存じなく、お好み焼きだけ試されてご自分の地元に戻ってしまわれた方は、次回広島のご訪問の際には、ぜひこの「広島流鉄板焼き」も同時に頂きましょう。
おひとり様が入りやすいお好み焼き店がこんなにたくさんある広島は究極の「ぼっち飯」シティーと言える街です。まだ未訪問の方も「ひとりグルメ旅行」にもお薦めの街ですよ!
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