一人旅に出かけようと、その旅先を海外に決めるぼっちさんは少なくないでしょう。
海外旅行には、とても大きな魅力があり日本の外に出られる開放感や、日本に無いものを見て、聞いて、感じるので自分の人生において一皮も二皮も成長できるきっかけを与えてくれます。
そんな魅力溢れる海外旅行ですが、一人旅となると初めてだったり、慣れていなかったりと不安を感じるお一人様もいるかと思います。
誰にでも、何にでも初めてはあるものです。そして、その初めてには不安は付き物であり、そう感じるのは当然です。
しかし、しっかりと準備をしたり、知識を得ておくことでその不安は多少なりとも解消できるはずです。
これから、一人海外旅行に出かけてみようと思う方に役立つ、準備についてや持ち物に関する情報を紹介していきますので、旅の参考にしてください。
Contents
初めての一人海外旅行でも準備をしっかりしていれば大丈夫!
まずは、準備の大切さを再認識することから始めていきましょう。
そもそも旅行という行動に対して準備をする際に、大きく分けて2つの派が存在していると考えます。
- 思い付くものを用意し、足りないものは現地調達する、のんびり派
- 準備リストなどを作成し、何度もチェックする、慎重派
自分はどちらに当てはまるか想像してみてください。
もしも、のんびり派であると思えるのであれば海外旅行一人旅に当てはめると、意識改革を行うほうが良いかもしれません。
国内旅行とは異なり、買い物ひとつとっても勝手が違いますし、忘れてはいけないものを忘れると取り返しがつかないこともあるのですから。
むしろ慎重派になり、自然にチェックリストを作成して、見直す位が一人旅を安全安心に楽しむためには良いと言えるでしょう。
しっかりとした準備が、初めての海外旅行への不安を解消してくれることへも繋がるので、念には念をいれて確認することをおすすめします。
一人海外旅行に必須な持ち物!
パスポート
まず海外旅行に絶対に必要なのがパスポートです。パスポートは、国際的に通用する全世界共通の身分証明書であり、渡航文章であります。
忘れると旅どころではなくなってしまうので、準備段階は当然のこと一人旅の最中も決して無くしたりしてはいけません。
一人旅の予約もパスポートが無ければ予約できないこともあるので、申請・取得は余裕を持っておきましょう。
旅先で紛失してしまった際には、パスポートのコピーが役立つのでコピーを準備しておくと更に良いです。
そのコピーしたものは、パスポートとは別のところに保管しておくことで安心が増します。
またパスポートは、自らがメモ代わりに使用したり、シールやステッカーなどを貼ったりしてはいけません。出入国できなくなる場合もありますのでご注意を。
ビザ
そもそもビザってなに?という問いに対して答えることができないぼっちさんもいるのではないでしょうか。
ビザまたは査証とは、海外旅行をする際に渡航先の国が入国を許可するために発行する入国許可証のようなものです。
ビザがなければ空港まではたどり着けても、入国許可がないのですから、入国ゲートをくぐり抜けることはできません。
しかし、どこの国でもビザが必要という訳ではなく、日本との交流が盛んで協定を締結している国ではパスポートのみで入国が可能です。その数およそ70国です。
ですから、一人旅にビザが必要な国を選んだ時にはビザの取得が必要であるということになります。
アライバルビザといって、渡航先の空港でビザがとれる国もありますが、必要に応じて日本での取得が望ましいです。
航空券
航空券が無ければ出国することもできません。
よく昔見かけた映画やドラマのワンシーンで、フライト時間直前に航空券が無いなんてシーンがありましたが、実際に起これば笑い話にもなりませんよね。
現在では、紙発券を行わないeチケットに移行している航空会社が多く、ツアーの場合には空港で渡されることも。
個人旅行の場合には、事前準備は必須になるので、準備に手元に航空券を取得している場合には絶対に忘れないようにしましょう。
カバン・スーツケース
カバンに関しては、リュックサックの様に背負うタイプは避けたほうが無難です。体に密着する位置で携行できるものがおすすめ。
欲を言えば、チャックによる開閉のもので鍵があれはなお良いです。さらに、内側もチャックで開閉できるタイプだとベストです。
スーツケースは、日程に合わせた容量のものを選びましょう。帰りにお土産が入るスペースを確保できていると、帰国時が楽になります。
アメリカへの一人旅の際には、TSAロックによる物以外は無施錠が要求されるので注意が必要です。
思ったよりも乱雑に扱われるスーツケースですので、破損してしまうこともよくあります。鍵が破損した時にも有効なスーツケースベルトも合わせて用意すると心強いです。
クレジットカード
海外旅行で、多額の現金を持ち歩くことはトラブルに巻き込まれるリスクを高めます。
出来る限り、クレジットカードを利用し、多額の現金の持ち歩きを減らすことを意識しましょう。
また、クレジットカードは基本的にサインレスですが、暗証番号やPINコードの確認は怠らない様にしておくこお。
さらに、万が一に備えて2枚のクレジットカードがあれば安心です。別々に収納しておくことで最悪のリスクに備えることができます。
衣類
一人旅の予定や日程を考え、多くなりすぎずに、また足らないことのないようにしましょう。
ドレスコードがあるようなフォーマルな場に行く場合にはその用意も忘れずに。
またブランド物や派手な格好は、トラブルの元になることもあるので、日本の感覚よりもシンプルなコーデを心がけると良いでしょう。
機内のエアコンの冷えや、急な気温の変化にも対応できるように薄手の羽織ものは、用意しておくと便利です。
一人海外旅行の便利グッズ!
モバイルバッテリー
もはやモバイルバッテリーは、スマホ等の普及により必需品とも言えるグッズになっているはずです。
スマホやタブレットなどの端末のバッテリー切れは、旅の質を下げることになったり、緊急時に命取りになることにも繋がります。
そのため、一人旅にも海外旅行にもモバイルバッテリーを携行したいと考えるのが当たり前ですが、知らないと大変なことになる決まりがあるので、注意が必要です。
まず、モバイルバッテリーは預け荷物、つまりはスーツケースの中に収納して携行することはできません。もし忘れていれてしまった場合には、破棄されるか、X線検査時に別室行きです。
手荷物に入れて携行することになるのですが、そこにもルールがあり基本的には100Wを越えてしまうと持ち込みすらできません。
国によっては、100W以下よりも厳しいルールがある場合があるので、下調べは必要です。
モバイルルーター
このご時世、海外旅行中にインターネット環境がないことは死活問題に感じるはずです。ましてや一人旅であれば、尚更ネット環境は必要になるでしょう。
渡航先でインターネットを利用するには、いくつかの方法があり、地元のフリーWi-Fiを利用したり、海外用のSIMフリーを利用するなど選択の余地はあります。
しかし、準備の手間やコスト面などを考慮し最も多くの人が利用する方法が、海外用モバイルルーターのレンタルです。
眉毛が特徴的なハンターがイメージキャラを勤めるCMは、多くの人が目にしたことがあるのでは?
移動性にも優れていて、コスト面も良し、通信も安定しているのでレンタルモバイルルーターを利用する人が多いのにも納得がいきます。
緊急時のことも考えてモバイルルーターは、準備しておいて損はないでしょう。
圧縮パック
旅行の際、衣類など荷物をまとめるのに圧縮パックを利用する方法はメジャーで、手軽なことから必需品とも言えるグッズです。
圧縮パックとして利用するだけではなく、防水性を考慮した使い方もできたりするので、予備も含めて複数枚の準備をしていくと良いです。
100均などで販売されているものを使う人も多く、コスト面でも優秀なグッズですが、耐久性には若干の難があることも。旅の期間が長期であると、破損することもあるようです。
長期日程が予定される場合や、多少のコストをかけられるのであれば、「パックイット」という商品を使用することをおすすめします。耐久性もあり、圧縮方法も簡単で本当に便利なグッズです。
袋に入れて、ファスナーを閉める。ただそれだけなんです。後は手で押すも良し、そのままスーツケースに入れても圧がかかれば縮んでくれる優れもの。
出国時から、スーツケースをスッキリと整理させたいお一人様には、本当におすすめです。
薬
普段から服用している薬はもちろん携行するでしょうが、日常的に薬を飲んでいない方でも、薬は準備をしておきましょう。
痛み止め、下痢止め、吐き気止めは最低備えておきたいラインです。健康な年齢の時にいくら薬の大切さを理解しろと言われても無理があるのは仕方のないことです。
しかし、準備をしていかずに現地で必要になったと考えたら少しはその怖さが理解できるかもしれません。
渡航先の言語が、読むのも話すのも問題が無いという自信がある方は、問題にならないこともあるでしょう。しかし、そうでない場合には一般的な薬を現地で購入することすら不安を覚えることでしょう。
ですから、想像の付く範疇の薬は用意をしていくことをおすすめします。
スリッパ
スリッパは、荷物に忍ばせておいて良かったと感じる便利グッズで群を抜いて名前があがるものかも知れません。
その便利さに想像がつかない方は、少ないと思いますがあえて説明すると、決して日常動作において使用するスリッパではないということ。
用意していったスリッパを使用する大半は、渡航先に向かう機内と帰国時の機内で使用します。数時間で到着する目的地であればそこまで必要さを感じることはないですが、距離が遠くなればなるほどに、スリッパの重要性に気が付くはずです。
ずっと靴を履いているわずらわしさは、時間と共に増幅しますので、旅の時間が長ければ絶対に忘れない様にして欲しいグッズです。
海外旅行保険
海外に一人旅に行っている間に、大きな事故や重大な病気になる確立は、実際には正直そこまで高くないと言えるでしょう。
だからといって、海外旅行保険に加入しなくても良いかと聞かれれば、それはNOだと応えるます。
保険は安心料だと考える様にしましょう。もしなにかあっても保険があるから気兼ねすることなく一人旅を満喫できると思うのです。それに、実際に現地でなにかあり医療機関を受診する時になって改めて海外旅行保険の安心感を実感できるはずです。
いったいいくら請求されるのかわからない恐怖に、びくびくしながら旅をしていたのでは楽しむものも楽しめません。
クレジットカードに付帯している海外旅行保険もありますが、一部適用にならない場合があるので注意が必要です。カード会社や契約内容によっては、旅行の代金をそのカードで支払いを行うことが条件になっていることがあるのです。
また、補償内容も充実さが足りていない場合があるので、カードに付いているな位の認識だと思わぬ落とし穴にはまることになるので、出発まえには一度必ず確認するようにしましょう。
【海外旅行】一人旅で必要な準備・持ち物リストまとめ!
一人旅を楽しむために重要なことは、まず不安に感じることを少しでも減らしていくことだと思います。
何かを心配しながら見る大絶景と、心から楽しむ大絶景とでは見え方も絶対に変わってくるはずですよね。ですから、旅を楽しむためにも、事前準備を完璧に近づけておくことは大切なことだと言えるのです。
一人旅だから、自分のことだけだからと、行き当たりばったりでなんとかなると、考えてしまったり、きっちりと準備することが煩わしく感じたり、面倒に感じることあるでしょう。
しかし、その考えは実際に海外のどこかで準備を怠ったことに起因するトラブルが訪れた際に間違いであったと気が付かされるはずです。
備えあれば憂いなしという言葉があるように、自分のために、一人旅が楽しい旅として最高の思い出になるように、しっかりと準備を行うように心がけましょう。
海外旅行のチェックリストシートなどが、インターネットなどで簡単に手に入るので、それに合わせてチェックしていくのも良いと思います。
不安が無くなった時、きっと早く日本から離れたいと心も足取りも軽くなる自分を感じられるはずです。
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