一人暮らしで料理が趣味になっているぼっちさんが増えてきていることをご存じでしょうか?
実家で暮らしていると、一人暮らしに強い憧れを抱き、一人暮らしを始めると「自立」という思いとメディアの影響によって「外食」に憧れがち。
しかし、外食は華やかで美味しいというメリットの裏にデメリットとなってしまうことも多く含んでいるのです。
それを補ってくれたり、解消してくれるのが一人暮らしにおける「料理」、つまり「自炊」です。
一人暮らしにおける料理を趣味にすることによって、沢山のメリットがあることを知ると、明日からでも自炊がしたくなることでしょう!
これから、一人暮らしにおける料理を趣味にすることのメリットや、簡単な定番料理を紹介していきたいと思います。
一人暮らしを始めたばかりのぼっちさん、外食続きのお一人様に是非とも読んで頂きたいと思います。
Contents
一人暮らしで料理を趣味にすると、料理の腕前が簡単に上達!
さて、一人暮らしで料理をするメリットとして「料理の腕前が上達する」ということがあげられます。
自炊をしようと思い立っても、最初は食材をどう切っていいのか解らなかったり、どの食材を使えば良いか解らないといった所からのスタートだと思います。
簡単な料理を作ることができるお一人様であれば、既に作っていると思われるからです。
しかし、安心して欲しいのがそんな悩みは本当に最初の時だけで、すぐに慣れてしまいます。
なにせ自分のために、自分が生きるために作る料理ですから、失敗も簡単も難しいも自分次第なのです。
最初からプロが作る、お店で食べるような料理を作る必要はなく、また作れる訳がないのですから。
何か一品食べたい品を決めて、隔日でも良いので自炊を心がけていけば自ずと上達していくことでしょう。
料理の腕が上達していけば、誰かに食べさせたいと思った時に、披露できるセールスポイントにもなり、特段異性に対して有効です。
「料理も作れるんだ!」というギャップを狙うこともできるので、自分の魅力磨きとして取り組んでいくのも良いでしょう!
一人暮らしで料理を趣味にすると、節約になる!
一人暮らしで料理を趣味にすると、「節約」という面で非常に効果的でもあります。
極端な例えですが、外食でラーメンを食べるとします。
ラーメンの平均価格は一杯650~800円です。それを自炊してインスタントラーメンを食べるとしましょう。
インスタントラーメンに、卵とワカメを入れたとしても高く見積もって1食250円程度。その差額は、400~600円程となります。
週に1度外食でラーメンを食べるとすると約4,000円、インスタントラーメンならば1000円程度です。
美味しさは、お金に換算することはできませんし外食をすることに対して否定的な訳ではありません。
外食でしか食べられない料理もありますし、自炊ではコストがかかりすぎる料理もあります。
つまり、家で作って食べることのできる料理は、出来るだけ自炊を心がけると節約になる!ということです。
ポイントとしては、大まかな料理のジャンルによって決めておくと良いでしょう。
イタリアンは外食で、和食は自炊のような感じです。
自炊を続けて料理のレパートリーが増えるだけ、外食の回数も減らすことができるので経済的になっていきます。
作れる料理が増えることを楽しみに、自炊を覚えていくのも楽しみ方の一つとなるでしょう。
一人暮らしで料理を趣味にすると、外食より手間がかからない!
一人暮らしで料理を趣味にすると、外食より手間がかからないということも、メリットの一つです。
外食は読んで字のごとく、外で食事をとること。つまりは、外出をしなくてはいけません。
ぼっちさんが、人目を全く気にしないという無頓着な方であれば話は別ですが、部屋着や寝癖のまま外出を出来るという方は少ないはずです。
ある一定のラインがあってそれを越えるための準備が外出には必要になるはずなのです。
食事をするためだけに、オシャレをしたり着替えたりするのは面倒と思えてしまう瞬間もあるでしょう。
ましてや、選ぶ外食によってはドレスコードがあるような、ある程度しっかりとした服装でなければ入店できないような店舗もあります。
外食はお金を払うだけではなく、その他にも労力を使うことが多いのです。
一人暮らしで料理を趣味にすると、健康的になれる!
「外食ばかりしていると体調を崩しやすい」「外食は塩分が高い」
こんな話を聞いたことがある方は多いでしょう。実はこれ、あながち間違いではありません。
美味しいと感じる料理には、様々な工夫とこだわりがあり、味が濃かったり、コクがあったりと「味覚」が満たされる仕掛けが沢山あるのです。
しかし、その反面、味が濃い代わりに塩分が高かったり、コクが深い理由には高カロリーであったりと「美味しさ」と引き換えに何かが代償になっている場合もあるのです。
それを踏まえると自炊は、塩分量の調節から量の調節など自らが行うことができるので実に健康的なのです。
不足していると感じる食材も、自らが調理することによって補えるので健康面で考えるならば自炊は理想的な食事方法といえるはずです。
代表的なものがサラダです。
サラダは外食で注文すると凄く美味しいですが本当に割高です。同金額を使って自炊してみれば納得できるはずです。一皿の金額で、三人前は作れてしまいます。
しかし、外食のサラダはとても美味しいですよね?
そこでオススメしたいのが、美味しいと感じたサラダのドレッシングをその店舗で購入してくること。
ドレッシングはそのお店のオリジナルドレッシングであることが多く、近年では店頭で販売していることも非常に多いです。
まさにお店の味を自宅で!が叶う方法なので、健康的と経済的の両立を自炊で叶えてみてはいかがでしょうか?
自炊を趣味にするなら自分ルールを作ろう!
自炊を趣味にするならば、「自分ルール」を作ると成功しやすいです。
実際に自分ルールを設けて自炊をしている方のルールを紹介します。
- 1ヶ月の自炊金額は1万円
- 外食は週に1度
- 外食はラーメンだけ
- 外食はイタリアンのみ
上記の様に、簡単なルールに従って自炊を心がけると節約も健康面も補いつつ、趣味として確立しやすいのです。
自炊金額を決めることは、とても大切です。いくら自炊をしているからといっても、高級食材や一食にかける金額に糸目をつけなければもとも子もありません。
電子マネーなどに、予め定額を入れておいて支払うことで設定金額以上の予算を使わずにすむのでオススメです。
外食回数や、外食対象を限定することも、とてもオススメできます。
外食を全くしないのも無理がありますし、楽しみも減るでしょう。付き合いで外食を避けられないこともあるので、設定した回数を意識する心がけが大切です。
ジャンルを絞ることも大事です。
ラーメンは、本格的なものを家で自炊することは難しいですよね?骨からスープを作ることもできますが、知識と経験、なによりも時間が必要です。
ラーメンだけは、外で食べると決めてその他の食事はなるべく家で作ると決めると、外食一回をより楽しむことができるようになり、一石二鳥。
自分だけの自分ルールを確立して、自炊を楽しんでみては?
自炊を趣味にするなら調味料から揃えよう!
自炊を趣味レベルに確立させるなら「調味料」の種類は豊富に揃えておくと良いでしょう。
そもそもそんなに調味料って必要なの?と思ったぼっちさんに、なぜ調味料が必要なのかを紹介していきます。
料理の「さしすせそ」をご存知でしょうか?和食の煮物などを作る際に調味料を入れる順番として知られています。
「砂糖、塩、酢、醤油、味噌」が対象の調味料なのですが、これに出汁があれば大半の和食は作ることができます。
しかし、他の食事は代用のきかない調味料が多いのです。イタリアンであれば、ハーブ各種やコンソメは必須です。
中華にしても八角や、花椒など中華特有の調味料が必要になります。
何よりも、その調味料がないとその味を出せないことになるので多くの調味料を揃えておくと便利です。
ここでオススメポイントとして、紹介したいのがスパイスラックを作るということです。
沢山のスパイスや調味料が揃ってくるとその保管場所にも気をつかいます。
その保管場所をインテリアとして飾ってしまうのです。
オシャレさんのキッチンによく見かけるアレですね!実はオシャレに飾るだけではなく、実用性も兼ねていて、とても使い勝手が良いスパイスラック!オススメです。
自炊を趣味にするなら食材の選び方を覚えておこう!
食材を買いに行っても、目についた食材を、手に取った食材をそのまま買い物かごの中に入れていませんか?
自炊を趣味にするのであれば、食材の目利きはある程度、心得ておくべきです。
新鮮で、美味しい食材は料理の味を一層彩ります。
ほんの少しですが、食材を選ぶ上でのポイントを紹介しますので参考にしてみてください。
〈大前提としてのポイント〉
- 食材の賞味期限、加工日はチェックする
- 視認できる傷みは必ずチェック
この2点は当たり前以上の、基本としてチェックして下さい
〈野菜〉
- キュウリは真っ直ぐでトゲのあるもの
- 葉物は変色がなく、黄色の部分がないもの
- 根菜は、しなやかさがあるもの
- 根菜は切り口が黒ずんでいないもの
- キャベツやレタスは、重く巻きがしっかりとしているもの
〈肉〉
- ドリップ(赤い肉汁)が出ているものは避ける
- 牛肉は、和牛、国産、海外の違いを理解しよう
- 豚肉は、色が鮮やかで脂身と赤身がしっかりとしているものを
- 鶏肉は、皮が黄色のほうが新鮮
〈魚〉
- 目が透明で綺麗なものほど良い
- 背中側に脂を意識する(真っ直ぐ)
- パック内の給水紙が綺麗なものを
簡単なポイントですが、これを踏まえるだけでも食材選びは格段に質があがるはずです。良い料理には、良い食材を。
【定番メニュー】カレー
カレーは、どんな食材、作り方をしても不味くはならない代表的な料理です。
カレーを不味くさせるものとして、ニンニクの入れすぎと、塩分が高いことがあげられますのでこの2点には注意しましょう。
【定番メニュー】パスタ(ミートソース)
基本的なミートソースパスタにピーマンをトッピングしたレシピです。バターはコクを出す程度、ケチャップと中農ソースは隠し味に。
ピーマンに火が通りすぎない程度に仕上げるとシャキシャキの食感も味わえとても美味しいです。
【オススメメニュー】パスタ(ほぐし鮭のクリームソース)
ほぐし鮭のクリームソースパスタは、とても簡単に調理することができ、味付けも塩加減の調整だけなので、初心者でも簡単に作ることができオススメです。
鮭の味と生クリームが絡みとても美味しいので、時短料理と侮るなかれな一品です。
【まとめ】一人暮らしなら料理を趣味にしよう!
いかがだったでしょうか?一人暮らしなら料理を趣味にしよう!と題して、自炊をすることのメリットや、外食の注意点などを紹介してきました。
健康に気をつかうぼっちさんや、節約に興味のあるお一人様だったらここまで読めば、多少なりとも興味が湧いてきていることでしょう。
自炊をすることの一番のメリットは、料理という得意なことが自分に身に付くことだと考えます。
生きていくうえで、食事は欠かせない生理的欲求でもありますし、日常生活において大きなウェイトを占めます。
その部分で、自らの手で納得のいくものを口にできることは、とても意味のあることです。
これをきっかけに料理をすることを趣味にして、周囲の人にも振る舞えるほどに上達すれば、毎日を過ごす楽しみの一つとなっていくことでしょう。
あなたも今日から、料理を初めてみては?

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